
こんにちは
くるまかいとり村
村長です。
今や街中では見ない日がなくなった
プリウス。
ハイブリッドの燃費の良さや静粛性はもちろん、使い勝手が良く運転しやすい車体の大きさも日本の道路事情にマッチしていて大人気です。
新車の場合、車体価格が高くなってしまって、燃費が良くても経済的なメリットは低いとされていますが、
価格の下がった中古車であれば経済的なメリットにも大いに期待できます。
プリウスのモデル・グレードでの違いは?
プリウスには大きく分けて4つのモデルがあります。
- 2015年12月(平成27年12月) ~発売の50系
- 2009年5月(平成21年5月) ~発売の30系
- 2003年9月(平成15年9月) ~発売の20系
- 1997年12月(平成9年12月) ~発売の10系
50系プリウスの中古車相場
モデルチェンジしてあまり年月が過ぎていませんが、中古車もある程度流通し始めています。
駆動用バッテリーの寿命も気にするレベルではないでしょう。
価格は180万円台から見つけることができてハイブリッドカーとしてのコストパフォーマンスを最大限引き出すことが可能でしょう。(2018年2月時点)
カーセンサー:プリウスの中古車相場表(価格×年式)
50系プリウスの特徴
2015年にモデルチェンジして現在も販売されている最新モデルが50系プリウスです。
50系プリウスは「もっといいクルマづくり」の方程式であるToyota New Global Architecture(TNGA)コンセプトで開発され、
自分の意思をそのまま受け入れてくれる上質な乗り味。
ずっと乗っていたい居心地の良さ。
使い勝手の良さ。
最先端の環境性能とデザイン。
強固なボディに守られた世界TOPレベルの安全性能。
といった点に力が注がれています。
以前のモデルよりも燃焼効率の良くなったエンジンとモーターや駆動用バッテリーといったハイブリッドシステム全体で小型・軽量化に成功しています。
その結果、JC08モード走行燃費は最大で40.8km/Lの低燃費を達成させています。
50系プリウス グレードの違い
グレードのラインアップは販売店や販売時期によって違いますが、
主なグレードは
- 燃費向上を追求するため標準的なSよりも50kg軽量化された「E」
- 標準的な装備を揃えた「S」
- 17インチアルミホイールや合成皮革シートを装備する「S・ツーリングセレクション」
- 衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」やアクセサリーランプ付きLEDフォグランプなどを標準装備した「A」
- 「A」グレードに加えて17インチアルミホイールや合成皮革シートを装備する「A・ツーリングセレクション」
- 「A」グレードに加えて本革シートや本革巻きステアリングを装備する「Aプレミアム」
- 「Aプレミアム」グレードに加えて17インチアルミホイールを装備する「Aプレミアム・ツーリングセレクション」
「E」を除くグレードに2WD/4WDが用意されています。
30系プリウスの中古車相場
中古車市場にはたくさんの30系プリウスが流通しており、50万円台から簡単に見つけることも可能で、高年式、低走行車であっても150万円前後の車が多いようです。(2018年2月時点)
カーセンサー:プリウスの中古車相場表(価格×年式)
車体価格の安い車が見つかっても飛びつかず、事故履歴の他、駆動用バッテリー交換歴の確認や購入後の保証内容もきちんと確認して車を選ぶようにするのがコツです。
30系にモデルチェンジしてからは駆動用バッテリーの性能が飛躍的に向上したようで、多くの車体は20万キロを超えるあたりまでトラブルは少ないようです。
また、駆動用バッテリーを交換するとなると交換工賃を入れて約17万円が相場です。
30系プリウスの特徴
ハイブリッドシステム性能の大幅な向上とデザイン性の高さでも絶大な人気を誇ったのが30系プリウスです。
燃費はJC08モード走行燃費は最大で38.0km/Lと最新の50系プリウスと比べてもひけをとりません。
エコドライブモード、パワーモード、EVドライブモードを設定することが可能で状況によって最適な走行をすることが可能です。
30系プリウス グレードの違い
- 細いタイヤを標準装備するなど燃費向上を追求する「L」
- 標準的な装備を揃えた「S」
- 17インチアルミホイールやLEDヘッドランプを装備する「Sツーリングセレクション」
- クルーズコントロールや本革巻ステアリングを装備した豪華版「G」
- 17インチアルミホイールやLEDヘッドランプを装備する「Gツーリングセレクション」
- 「Gツーリングセレクション」グレードに加えて本革シートを装備する「Gツーリングセレクション・レザーパッケージ」
全て2WDで4WDの設定はありません。
20系プリウスの中古車相場
20系プリウスも中古車市場にはたくさん流通していて、50万円台前後の車が多いです。(2018年2月時点)
カーセンサー:プリウスの中古車相場表(価格×年式)
走行距離が10万km、15万kmと走っている車も多く、そういった車は個体差がありますが、駆動バッテリーの寿命が近づいている車もあるので交換履歴のある車体の方が安心と言えます。
駆動用バッテリーを交換する場合は交換工賃を入れて約17万円が相場です。
また駆動用バッテリーの交換履歴だけではなく、サスペンションを中心とした足回りの整備も確認しておきましょう。
20系プリウスの特徴
モーターの性能も大幅に向上して、初代10系プリウスよりも車体が大きくなったにもかかわらず、約140kgもの軽量化に成功。
環境性能と走行性能を両立させ、
ハイブリッドカーの普及に大きく貢献したのが20系プリウスです。
30系プリウスにモデルチェンジした後も、ビジネスユースを狙ったグレード「EX」の販売が続けられました。
20系プリウス グレードの違い
- ベースグレード「S」
- 横滑り制御システムやスマートエントリーを装備した「G」
- 16インチアルミホイールや専用セッティングされたサスペンションを装備する「Sツーリングセレクション」「Gツーリングセレクション」
全て2WDで4WDの設定はありません。
10系プリウスの中古車相場
10系プリウスの中古車流通量は少なくなってきており、
希少価値も出てきたのか20系プリウスと大差ない価格で販売されていることが多いです。
カーセンサー:プリウスの中古車相場表(価格×年式)
特に初期型と呼ばれるマイナーチェンジ前、2000年2月までに生産されたプリウスについてはバッテリーが永久補償。
トラブルの場合にはディーラーで無償交換してくれるとあって、特に人気があるようです。
10系プリウスの特徴
世界に先駆けてトヨタが実用化を果たしたハイブリッドカー初代プリウスですがさすがに初期のハイブリッドカーという事もあってブレーキにクセがあったり、燃費良く走行するにはコツが必要な様です。
ボディも20系と比べると一回り小さいので、同じぐらいの価格であれば20系の方をおすすめします。